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川越唐桟(灰緑地縞)

¥16,500 税込

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「唐桟」とは、室町時代から江戸時代にかけて、南蛮船がもたらした輸入織物でした。

インドのセント・トーマス島から輸入されたので、
セント・トーマスがなまってサントメ(桟留)縞と呼ばれました。

当時の日本人にとっては外国はすべて「唐」ですから、
唐渡りの桟留で唐桟、と呼ばれるようになったのです。

舶来ものは高価ですから、なんとか国産品ができないかと
各地でこれをまねて縞織物が織られました。

中でも江戸末期から明治初期にかけて、武州(今の埼玉県)で生産された
川越唐桟は爆発的に流行しましたが、
機械化の波に乗れず、明治末期にはすっかり衰えてしまいました。

その後、機械織で復元されましたが
今は機械を止めており、在庫があるのみです。

細い上等の糸を使って織られた川唐の風合いは他のもめん着物では味わえないものです。

単糸織のものと双子織のものがございますがこちらは単糸のものになります。
緑がかった明るいグレー地の縞柄です。

今ありますものは巾が広く丈もございます。
肩裄の長い方や男性にもお召いただけます。
また、サンホライズ加工(縮防止加工)済です。
水通しなしでお家でお手入れ出来ます。

綿100%

巾:1尺1寸(約41,8cm)
長さ:3丈3尺(約12,5m)

*お値段は反物価格です。
お仕立が必要な場合は
ご注文の際にお書き添えくださいませ。
お寸法の確認など、こちらから連絡させていただきます。

お仕立て代:14000円+税(国内手縫い仕立て)
広衿:1200円+税
居敷当:1800円+税(ポリエステル・二巾)
*居敷当の素材は綿もございますのでご相談くださいませ。

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