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久留米絣(七宝)

¥38,500 税込

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福岡県久留米地方一帯で織られる木綿絣です。

江戸時代末、井上伝という12歳の少女が、洗いざらしてところどころ色が落ち、
絵文様のようになった藍染の着物を見て、
糸をまだらに染めて文様を織り出すことを思いついたと言われています。
彼女の近所に住んでいた田中久重という少年が、
機の工夫を加え、複雑な絵文様を織り出すことができるようになりました。
久重少年はのちに「からくり儀右衛門」と呼ばれる発明王となり、
のちの東芝の礎を築きました。
その技法が各地方に伝わり、伊予絣や備後絣が生まれたといいます。

複雑な柄の手織りのものは、それなりのお値段になりますが、
こちらはお手頃なお値段で手に入る機械織のものになります。

とはいえ、絣を動力織機で織るのは世界を見ても他にない特殊な技術。
手織りに近い柔らかい風合いが特徴です。
手作業の工程が多く、30工程以上を2~4カ月を要して織り上がります。

経糸は40番、緯糸は20番の糸。
ヨコ絣で七宝の柄を織り出しています。

盛夏以外のスリーシーズン、お召いただけます。

お家でお手入れ出来ます。

巾:9寸7分(約37cm)
長さ:3丈4尺(約13m)
綿100%

*お値段は反物価格です。
お仕立てや水通しが必要な場合は
ご注文の際にお書き添えくださいませ。
お寸法の確認など、こちらから連絡させていただきます。

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